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・初めの挨拶にかえて
平成10年、9月。『踊る大捜査線』がフジテレビ系列で再々放送されていたことを知る。
初めて見たのは本放送の時(当時大学三年生だったから、9年の初春だ)。周囲に「お巡りさんもサラリーマンだって分かって面白いから」と言われるままに、見よう見ようと思って忘れっぱなし。今日こそはと思ってテレビを付けるも、何やらシリアスな場面の連続。
「え?和久(いかりやさん演じる渋い刑事)さん来週退職?え?この刑事さん(ユースケ演じる新米刑事)撃たれちゃったよ!?……案の定来週最終回ー!」
見ねば、と思っていたのにも拘わらず、気付けば放送終了後。お約束だった……。
次に見たのは、夕方からの再放送時。新聞を見て気付き、慌ててテレビを付ける。またも、ユースケ撃たれる(汗)。「明日最終回!今度こそ見ねば!」決意は報われた(涙)。
しかし、初めて見た怒濤のエンディング。査問会とやらでしぼられる青島巡査部長(織田裕二演じる熱血君)と室井管理官(柳葉敏郎演じるキャリア)の掛け合い、そしていよいよラスト、階段で笑みと敬礼を交わし会う二人に、ただ呆然とする私がいた……。
「……これってこういうドラマだったんですか……?」←どういうのだとは聞かないで下さい
そして、いよいよ冒頭の平成10年9月、再々放送。恩田すみれ巡査部長(深津絵里演じる強気が売りの美人婦警さん)のストーカー騒ぎの回、ラスト近くから見ることができ、今度こそ頑張って見ねばと心に決める。青島と室井、青島とすみれの掛け合いも捨てがたかったが、室井とすみれの掛け合いシーンが好きで、この二人いいコンビだと思う。
はまったな、と思ったのは青島刺される事件時の室井のうなだれる姿。下校してきた妹をつかまえるなり、室井の可哀想さを切々と語る私。
結局いろいろな用事などで最終回を見られず、通して見たことはなかったので妹を巻き込みレンタルビデオをぶっ通しで制覇。やはり室井はすみれだと、根拠のない理解を深める。
再々放送終了後あたりから小説書きたいホームページ欲しいと言いはじめ、秋の特番放映を迎えた10月6日。見終えて、得体の知れない悔しさに涙が出そうな私がいた。
そして、このホームページが動き出す。
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